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スタッフブログ

【必見!住宅ローンどう選ぶ?】借入れ方法をチェック!

 

★まず大きなポイントがあります!

 

【いちがいに低金利だからお得】とは言えない!

【金利だけで住宅ローン商品・借入先などを選ばない】

【金利は今後何十年先まで予想することは誰にもできない】

  ◎住宅ローン返済額は・・・こんなふうに考えましょう。 返済額=ローン元金(借入金額)+利息(←この計算に使われるのが、「金利」)   夢のマイホームでの暮らしを豊かにするために住まいをつくる。なんだかおかしなことを言っておりますが、長い年月の間に、どんな暮らしをしていくか、その中で生活環境がどう変わっていくか?そんなことも「家」を検討していくには必要な部分です。   例えば、「光熱費」です。 これまでも何度か電気料金についてブログで書いてきていて、皆さんの関心が集まっていることを実感しています。さて、この冬の電気料金と昨年の電気料金はどうでしたか?この違いがこれからどうなるでしょう。みなさんの想いが答えです。   今後何十年先まで予測することは誰にもできない… と書いていますが、備えることはできると思います。 そうして豊かに暮らすための大切な語り合いがみなさまとできればと思っています。  

  前回は住宅ローンの借入先を見てきましたが、今回は、 ◎住宅ローンの借り入れ方法の種類と注意点       第3回、最後に住宅ローンの借り入れ方法の種類と注意点も見ていきましょう。 その前に・・・こちらを確認してください。 冒頭、共働き夫婦と書きましたが、同居のご家族が親子で借入する場合も当然あります。(土地の使用貸借などの時も)そうした場合にもかかわってくる内容になります。複数人でローンをお考えの方だけではなく、基本的な借り入れの知識としてご一読ください。     ○一般的な住宅ローンの借り方としては ・単独ローン   ○夫婦で住宅ローンを借りるパターンは【大きく3つ】あります。 ・ペアローン ・連帯債務型 ・連帯保証人型   ⇒この4つについて、お伝えしていきます。  

   

◇単独ローンの特徴◇

単独ローンとは、どちらか一人が単独で住宅ローンを借りるという方法です。   ▼メリット 「一般的な点」と言えるのは、ローンの種類・選択肢が豊富というメリットがあります。 これは一人一人の考え方次第ですが、自分の年収=借入額、という上限設定や返済方法、年数など、自身を中心に計画していくことになります。つまり、その他の家族の収入は、ローンとはつながっておらず、仮に変動があっても計画に支障をきたさない可能性が高いとも考えられると思います。いかがでしょうか。 次に、上記内容とは反対の考え方ですが、単独ローンでの借入時、「収入合算」ということができます。⇒「収入合算」とは、二人の収入を合算することで借入本人、一人の年収での借入上限額よりも多く借入することができます。(※1)   ▼デメリット (※1)「収入合算」をした場合、配偶者(及び、合算者)が連帯保証人になることになります。これから下記でも詳しく書きますが、連帯保証人には契約者がローンを返済できなくなった場合に、配偶者(及び、合算者)に支払い義務が発生します。これを、デメリットととらえればデメリットかもしれません。 また、契約者に万が一のことがあった場合は、団体信用生命保険でカバーできることもありますが、配偶者(合算者)は団信に加入できない点には注意が必要となります。     ○夫婦で住宅ローンを借りるパターンは【大きく3つ】あります。 ・ペアローン ・連帯債務型 ・連帯保証人型    
   

◇ペアローンの特徴◇

ペアローンとは同一物件に夫婦2人で個別に住宅ローンを借り入れる方法です。 富山では一般的だと思うのですが…全国的に夫婦共働き家庭が増えており、夫婦でローンを検討される方が、昨今の土地・建物やマンション価格の上昇と共に都市部を中心に多くなっています。 その方法の一つとして『ペアローン』があります。 住宅ローンの契約をそれぞれが組み、お互いに債務を負うと同時にお互いに連帯保証人となるのが特徴です。原則として配偶者は対象の住宅に同居することが条件とされます。 (※借入先によっては、夫婦、親子、同性パートナー、事実婚の方が契約できるものもあります) それでいて2本立ての住宅ローンとなるため、両者が団体信用生命保険に加入しなければならないものの住宅ローン控除も両者が受けられるというのが特徴です。   ▼メリット ペアローンは夫婦2人でそれぞれ住宅ローンを組むため、両者で経済的負担(リスク分散)を分担できます。契約も2本立てとなるため、住宅ローン控除もそれぞれが適応するため節税効果として組む価値があります。そのため、共働きで住宅ローンを組むというときの選択肢になります。 一人の年収では希望している住宅ローンの借入額に届かず、ペアローンを組むことで希望額達する、借入額を増やすことができることになります。   ▼デメリット ペアローンは住宅ローンを2本立てで契約するため、それに伴う諸経費(手数料など)も夫婦2人分がかかります。当然ながら、印紙代・事務手数料や保証料もそれぞれ2倍となるので、その金額も踏まえたうえで借入方法を選択しましょう。 また、どちらか片方の収入が減った場合、返済が厳しくなるケースも考慮しておく必要があります。(※住宅ローン控除は収入がなくなると適用されない)同じように、団体信用生命保険は夫婦どちらも加入が条件です。そのため、夫婦ともに健康状況が良好であることが必要です。ローンの契約が分かれているため、どちらかが万が一の時は、おひとり分のローンは団信で返済されますが、残された方のローンはそのまま残ります。 ※連帯保証人の項目でも書きますが、お互いに返済責任を負うことになる点にも注意が必要です。 ※ポイント ・世帯収支は将来的に変化する可能性が高いことを考慮して借入金額を決めましょう。 例えば、このようなことが考えられます。 ・新婚世帯で出産、育児休業、時短勤務など片方の収入が減ることもあります。 ・子育てをしながら夫婦の生活スタイルに変化なく働くことができるだろうか? ・同じく、ご家族の入院、介護等による生活の変化は?‥など   細かい点ですが、住宅ローンの借入額の割合と持ち分割合(現金も含めた出資割合)を把握して持ち分を決めましょう。これは、二人でローンを組んだ時だけでなく「出資割合」により「持ち分按分」されること、ここは注意しましょう。(※出資割合に合わない場合、贈与税が課税される可能性があります)    
   

◇連帯債務の特徴◇

連帯債務とは夫婦のうち1人が住宅ローンの主債務者となり、もう1人が連帯債務者となる借り入れ方法を表します。つまり、連帯債務型は契約はあくまでも(どちらか一方)の1本のみになります。 契約が一本となるため、諸費用の負担を減らすことができます。 この時、連帯債務者は主債務者と同等の返済義務を負うのが特徴で、両者が住宅ローン控除を受けられるのも特徴といえます。 ただし、団体信用生命保険は主債務者のみ加入できるものもあれば連帯債務者も含めて加入できるものもあるほか、住宅金融支援機構の「デュエット(夫婦連生団信)」もあるため、それぞれ加入の可否を考慮しておきたいところです。   ▼メリット 連帯債務は夫婦が連帯責任で住宅ローンを共有する感覚に近いです。 そのため、主債務者も連帯債務者も住宅ローン控除を受けられます。 両者が住宅ローン控除を受けることで大幅な節税効果が見込めるため、こちらも共働き家庭におすすめです。また、諸費用の負担を抑えつつも、収入合算をして借入額を増やすことができる点もメリットでしょう。   ▼デメリット 連帯債務は基本的にペアローンと似ているのですが、扱いとして主債務者と連帯債務者では立場が異なり、基本的に契約者本人しか団体信用生命保険の加入対象ではないので注意が必要です。(※フラット35の「デュエット」では金利上乗せで加入できます)   ◆ペアローンとの違いは? 繰り返しになりますが、ペアローンは夫婦それぞれで契約するため、住宅ローンの契約は2本になりますが、連帯債務型は契約はあくまでも夫(どちらか一方)の1本のみです。また契約は1本ですが、連帯債務者はペアローンと同様に住宅ローン控除の適用を受けることができます。   ◆連帯保証型との違いは? 連帯債務型であれば連帯債務者である妻(どちらか一方)も住宅ローン控除が受けられたり、返済割合の応じて住宅や土地の所有権の持ち分を登記できますが、連帯保証型に関してはどちらもできません。これが連帯保証型と連帯債務型の大きな違いです。    
   

◇連帯保証の特徴◇

連帯保証とは夫婦のうち1人が住宅ローンの主債務者となり、もう1人が連帯保証人となる借り入れ方法を表します。つまり、住宅ローンを契約するのは一人です。 この際、連帯保証人は主債務者が返済不可能となった場合に支払い義務・肩代わりするのが特徴です。 ただ、住宅ローン控除は主債務者のみで連帯保証人には適用されません。 それでいて団体信用生命保険への加入もできないため、加入の可否については慎重に判断したいところです。   ▼メリット 連帯保証は契約者本人と連帯保証人からなる住宅ローンで、契約者本人と連帯保証人の返済能力を合算して審査が受けられます。 そのため、借入額そのものを増額できるなどのメリットがあります。 もちろん、借り入れる金額が増えれば増えるほど経済的負担も増えますが、理想のマイホームを手に入れたい方は少し背伸びするのもありです。ローン契約は一本の為、諸費用の負担を減らすことができます。   ▼デメリット 連帯保証では契約者本人と連帯保証人の立場が大きく違い、収入合算をしても住宅ローン控除も契約者本人しか受けられません。 それでいて連帯保証人は団体信用生命保険への加入も認められていません。 そのため、万が一の備えが甘くなってしまう点には注意しておきたいところです。    

  ★ここからは、住宅ローン返済でよく耳にします!   ◎元利均等返済 ◎元金均等返済 この2つの返済方法の特徴について確認してみましょう。      
   

◇元利均等返済とは◇

毎月支払いする返済額が一定となる返済方法

  ▼メリット
  • 返済額(元金+利息)が一定のため、返済計画が立てやすくなります。
  • 元金均等返済に比べて、返済開始当初の返済額を少なくすることができます。
  ▼デメリット
  • 同じ借入期間の場合、元金均等返済よりも総返済額が多くなります。
  • 借入金残高の減り方が遅くなります。
 
   

◇元金均等返済とは◇

毎月支払う返済額のうち、元金の額が一定となる返済方法

  ▼メリット
  • 返済額(元金+利息)は返済が進むにつれ少なくなっていきます。
  • 元利均等返済に比べて、元金の減少が早いため、同じ借入期間の場合、元利均等返済よりも総返済額は少なくなります。
  ▼デメリット
  • 返済開始当初の返済額が最も高いため、当初の返済負担が重く、借入時に必要な収入も高くなります。
    ずっと固定金利の安心【フラット35】

出典:住宅金融支援機構より

(元利均等返済と元金均等返済とは?)

      ↑↑↑↑ こちらに詳しく返済シミュレーションなども載っています。どこの金融機関で融資を受けようかなーと思っている方も、フラット35のHPに、例えば・・・   ★こんな性能の建物を建てるといいのかな?と参考になる記述も載っています。建築予定の建物の性能に何が今重要なのか?一つのポイントとして確認しておくのもいいかもしれませんね。 ⇒商品別、知っておきたい技術基準なども載っています。   ★いろいろな場合分けで返済シミュレーションできます。 ⇒借入金額から/現在の年収から/毎月の返済額から!簡単に選べますよ。   ~どこで借りるにしても、気になるのは・・・いくら借りれるのかな?いくらくらいなら返済に充てられそうかな?・・・返済しながらライフイベントや普段の生活の質も落としたくない。趣味や旅行などの娯楽、車の買い替え、子育て、介護、貯蓄、投資…など、みなさんのご家族ごとに想いもあると思います。 しかし、「マイホームにかける夢の実現」ということも併せて考えて、バランスの良い、満足いって無理のない返済計画が選択できるように、一緒に考えていきましょう。     そういったことを、動き出す前に、動き出してからの検討材料に・・・フラット35で借入を考えていない方にも、分かりやすいコンテンツかと思います。寄ってみて損はないです!    

   

◎住宅ローン まとめ◎

~家族のライフプランとこれからの経済状況の変化~

  住宅ローンの選び方。まずは、みなさんに合ったものを探すために、どんな住まいづくり、暮らし方、家族の、パートナーとの未来像を、今現在考えるだけ考えてみて…私たちスタッフにぶつけてみるのがいいかと思います。そうすると、スタッフから・・・こんなふうに考えてみては?と具体的な案が出るかもしれませんし、より深く知るために金融機関の窓口、ローン担当と話してみましょう!ご紹介しますよ!や、ライフプラン・ライフイベントの過ごし方に詳しいファイナンシャルプランナーなどへの相談の場を取り持たせてもらう等、みなさまが納得いく住まいづくりの流れをご提案できると思います。   そうして、「あ!こんなふうにしたいな!」という思いができてくると一番気持ちいいですよね。   とにかく、ここまでお読みいただいても分からないことはたくさんあると思います。そんな部分を私たちがサポートさせていただきながら素敵な住まいづくり、暮らしにつなげることが出来たらうれしいとスタッフ一同思っています。     では、3回にわたって『住宅ローン』についてお伝えしてきました。 いかがでしたか?大枠でも「ふーん」って思っていただけたら幸いです。 ここまで、長文お読みいただきありがとうございました。 素敵な住まいづくりを愉しんでください。       資金を借り入れる⇒住宅ローンだけのことだけに目を向けがちですが、長い返済期間の中で経済的な変化が起こることはAIや科学的技術の発展により身をもって体感している只中と思います。   生活面での支出の変化を考えておくことは、言うまでもないと思いますが「光熱水費」の中でも「電気料金」の上昇です。 高度経済成長期のインフラ老朽化はすでに大更新時代に入っています。電気だけでなく、「水」の値上げが各地で広がってきているのはご存じだと思います。 「電気」に関しては…燃料価格の高騰、国内の電力供給不足、脱炭素化社会の推進、再エネ賦課金の値上げなどのために、いろいろな試算が出ています。     ここでは詳しく書きませんが、この5月、6月、7月と値上がりしていくことが決まっています。7月には一般家庭での試算として、月1,700~2,300円程度の値上がりになる予定です。   借入の試算で毎月の返済額をいくらに設定するかは、悩ましい点だと思います。冒頭にも書きましたが、未来を予測することはできませんが…こうした世界、国内の現状から推測しておくことは必要だと思います。   そういった点も含めて住まいづくりを一緒に考えていきましょう。    


 
 

◉米田木材の住まいづくり リンク集◉

~様々なコンテンツで皆様の知りたいに応えます~

 

 


 
 

「keep it real = 素直に心地いい暮らし」

を叶えた一邸

是非この機会にご体感ください