建材で使用される木材の中でも、ヒバとヒノキは特に人気の高い木材です。
そこで今回は、ヒバとヒノキの違いについてご説明します。
新築マイホームをお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
ヒバとヒノキの違いについて
ヒノキ
ヒノキは辺材は白色、心材は淡紅色で、気乾密度は1立方センチメートル当たり0.44g前後です。早材から晩材への移行は緩やかです。 したがって早晩材にみられる密度差も小さく、スギに比べて均質です。
ヒバ
ヒバはヒノキと同じヒノキ科の木材ですが、ヒノキに比べると蓄積量が少ないです。 独特の強い香りがあり、辺材も心材も淡黄白色で色の差はあまりはっきりしていません。 また、早晩材の色調にも差がありません。 気乾密度は1立方センチメートル当たり0.45g前後です。
ヒノキとヒバは、両者ともに耐朽性に優れ土台に好んで使われます。 またヒバは水湿にも強いです。このため、どちらも建築用材であるとともに様々な用途に使われています。
ヒバ材について
平均的な木材価格としては、ヒノキ材よりも割安なことが多いため、コストを抑えてマイホームづくりをしたい方へおすすめです。 防蟻性に優れているため、湿気の多い地域やシロアリが心配な地域などにおすすめの木材として知られています。
また、防水性に優れているので劣化しにくく生活の中で発生した水の汚れにも対応できます。 天然の殺菌作用があるため、室内空間をいつまでも衛生的に保ち続けられます。 そのため、小さなお子様のいるご家庭や、高齢者の方と一緒に暮らしているご家庭等におすすめです。
ヒバ材は、ヒノキ科の植物ということもあり、かぐわしい芳香が木材から漂います。 木材の香りにはリラックス効果があり、心を落ち着かせられます。 木材特有の天然の香りを居住空間に取り込みたい方は、ヒバはおすすめの木材の1つと言えます。 丈夫で防蟻性・耐水性・耐久性などに優れているヒバ材は、予算を抑えつつも高機能な住宅を作りたいという方に最適です。
まとめ
本記事では、ヒバとヒノキの違いについてご説明しました。 今回は数ある中から2つの木材をご紹介しましたが本稿を参考にしていただければ幸いです。
当社では、こだわりの注文住宅を建てたい方へ暮らしを追求した新しい家づくりを提案させていただきます。 富山で注文住宅をお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。
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