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能登半島地震 災害ボランティアに参加しました!-第1回-

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能登半島地震 災害ボランティアに参加しました!-第1回-

能登半島地震によって被災した地域へボランティアに参加しました。
現地の状況をより多くの方に知っていただく機会になればと、記事にさせていただきました。
今回は第1回のボランティアの様子をご紹介します。

被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。皆様の安全と1日でも早く平穏な生活に戻られますことを心よりお祈り申し上げます。

珠洲市へボランティアに

はじめてのボランティアは9月に参加しました。ボランティアの内容は、支援物資の運搬と土砂の掻き出し。地震による被害が大きく、復旧が追い付かない中での9月の豪雨災害。珠洲市では人手が足りておらず、土砂が入り込んだまま手つかずになっている家屋も多く残っていたそうです。

参加したメンバーが撮影した写真と共に、ボランティア活動の一部をご紹介いたします。

実は、ボランティアに参加することが決まったときに、ちょうど「14歳の挑戦」(富山県教育委員会が主催する中学2年生が職場体験する事業)で中学生が職場体験に来てくれていました。支援物資の積み込み作業なども一緒に行い、段ボールには中学生たちがあたたかいメッセージを書いてくれました。

「おうえんしてます」
「がんばってください」

被害状況を目の当たりにして

9月に参加したボランティアでは、集会所の土砂の掻き出し作業が主な内容でした。ボランティアの現場へ向かう道中にも、地震と豪雨の爪痕が残っていました。

土砂崩れが起きた山、その土砂には建物の屋根のようなものが混じっているのも見えます。地滑りで傾いてしまった住宅が、そのまま残っている姿も見られました。

土砂崩れしている山
地滑りして傾いた住宅

珠洲市では、豪雨によって市内8カ所の河川が氾濫、土砂崩れにより4地区が孤立、約1700戸が断水したと報道されていました。現地の方々のお気持ちは計り知れませんが、これらの写真を見ると、いかに大きな被害だったかを改めて認識することができます。

集会所に残る大量の土砂

ボランティアの現場は、とある集会所でした。玄関には土砂が流れ込んだ跡が痛々しく残っています。

集会所の玄関

中に入ると、大人のくるぶしほどの高さまで、土砂が溜まっていました。これらをひたすら掻き出す作業を行っていきます。この土砂を掻き出さないと、この建物の復旧は進みません。そんな状況の建物が、当時の珠洲市には多くあったそうです。

※現在も土砂の掻き出し作業等のボランティア募集が続けられています。詳しくは石川県県民ボランティアセンターからご確認ください。

土砂の搔き出し作業の様子
土砂の搔き出し作業の様子

ひたすら土砂を掻き出して、床が見えるまでになりました。こうやって土砂を片付けて、そこからようやく施設の復旧を考え始めることができます。

土砂が掻き出され、見えてきた床

ボランティア活動を終えて

ボランティア活動が終わるころには、施設の方の表情も明るくなり、「ありがとうございます!」と笑顔がこぼれ、その笑顔がとても印象に残っていると、ボランティアから帰ってきた社長は伝えました。現地を訪れ、人に、街に触れることで得た気づきも多くあったのではないでしょうか。

もちろん、ボランティアだけが復興支援ではありません。支援の方法はたくさんあります。政府も「行って・買って・食べて、能登を、石川を応援しよう!」という言葉を掲げています。北陸を盛り上げていきましょう!

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ボランティアを終えておいしいソフトクリームを堪能!

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YG TIMES編集部

米田木材株式会社が運営するオウンドメディア「YG TIMES」の編集部